DSpace コレクション: <!-- 12017 -->H29 佐世保校
<!-- 12017 -->H29 佐世保校
http://hdl.handle.net/10561/1455
2024-03-28T09:42:47Z
2024-03-28T09:42:47Z
納得感とは何か―主体的学びを後押しする心理学的概念を探る
橋本, 優花里
http://hdl.handle.net/10561/1470
2019-01-24T16:30:06Z
2018-03-30T15:00:00Z
タイトル: 納得感とは何か―主体的学びを後押しする心理学的概念を探る
著者名: 橋本, 優花里
抄録: 納得感とは、様々な他者とのやり取りの中で、学習の場や自身の状況を適切に意味づけ納得していく過程を指し、主体的学びの原動力と考えられている。
一方、学びという行動を動機づける心理的な感覚の一つに、講義への満足感がある。本研究では、学生が納得感や満足感をどのように捉えているのかの言語データを収集し、テキストマイニングを用いて両者の記述に含まれる語の違いを明らかにすることを目的とした。
分析の結果、いずれにおいても学んだことを理解した時に得られる感覚であることが示された。しかしながら、満足感では「テスト」や「結果」などの語が頻出されたことから、自身のアウトプットが有効であった時に得られる感覚であることが示された。
一方、納得感では「分かる」などの語が頻出されたことから、学んだことを自身の中にインプットし、分かるという感覚を得た時に生じることが示唆された。
内容記述: カラー図版あり
2018-03-30T15:00:00Z
学生にとって使いやすい実践的な統計活用手法の教授法
後藤, 正之
http://hdl.handle.net/10561/1469
2019-01-24T16:30:06Z
2018-03-30T15:00:00Z
タイトル: 学生にとって使いやすい実践的な統計活用手法の教授法
著者名: 後藤, 正之
抄録: ・統計学の教科書を比較検討し、学生が理解困難な点、分かりやすい教授法を研究した。
・統計ソフトの利用法を検討し、統計学の理解増進に繋がるようなグラフ作成方法、現実の経済指標の図示・分析方法を研究した。
・研究成果は、「基礎統計学」・「経済統計学」・「経済統計学Ⅱ」・「教養セミナー」・「基礎演習」等の授業・演習に関し、各種配付資料作成等を通じて活用した。
2018-03-30T15:00:00Z
英語スピーキング力を伸ばす指導法とその評価
麻生, 雄治
http://hdl.handle.net/10561/1468
2019-01-24T16:30:06Z
2018-03-30T15:00:00Z
タイトル: 英語スピーキング力を伸ばす指導法とその評価
著者名: 麻生, 雄治
抄録: 本研究では、英語スピーキング力を向上させるために、どのようなタスク(What to speak)を、どのような方法(How to speak)で、どのくらいの分量(How much to speak)を課す(練習する)ことが有効であるかを調査・分析した。
また、スピーキング力の評価に関しては、印象によるHolistic Scoring(全体的評価)ではなく、Analytic Scoring(分析的評価)に焦点をあて、評価項目の妥当性、信頼性、実用性の観点から、評価基準・規準を開発することを試みた。
その結果、スピーキングの流暢性を高める指導において、与えるタスクは身近な話題であること、話す際に一度話す内容を整理して書くこと(話す+書くの技能統合)、30秒から1分程度の繰り返しであるという練習が効果的であることが明らかになった。
また、多くのCan-Doリストのサンプルから、スピーキングの流暢性を示す指標となる評価規準と評価基準を作成することができた。日常の授業実践において活用できる内容・レベル・分量かどうかの信頼性や妥当性は今後検証していきたい。
内容記述: カラー図版あり
2018-03-30T15:00:00Z
通貨の本質論を踏まえた、「マイナス金利政策」の効果・影響の検証
石田, 和彦
http://hdl.handle.net/10561/1467
2019-01-24T16:30:05Z
2018-03-30T15:00:00Z
タイトル: 通貨の本質論を踏まえた、「マイナス金利政策」の効果・影響の検証
著者名: 石田, 和彦
抄録: マイナス金利政策の効果波及経路については、標準的な経済学・金融論の考え方に基づき、多くの先行研究が理論的に明確に存在するとの見解を示している。
しかし、政策的マイナス金利適用は日銀当座預金に限られ、その貸借市場であるコール市場金利が同時にマイナス化しても、それ以外の金利への波及効果は、銀行行動に依存すする。金利ゼロの現金が存在し、裁定から預金金利も基本的にはマイナスにはなれない中で、収益悪化の恐れ等から銀行が貸出スタンスを積極化させることがなければ、波及効果はその出発点で働かない。その意味で、マイナス金利政策はそもそも内部に矛盾を孕んだ政策である。
実際、マイナス金利政策導入以降の、各種の金融統計データでみると、まだ十分なデータ数が揃ってはいないため暫定的結論となるが、貸出金利の低下加速はあまりみられず、銀行貸出の伸びも一旦は高まったものの、銀行収益の悪化と共に再び低下するなど、明確の効果は確認できない。
2018-03-30T15:00:00Z