長崎県における地域公共交通に関する研究

Abstract

本研究では長崎県下のバスと鉄道公共交通の現状について、市街地とその周辺の公共交通に着目し、分析を行い、まちづくりを含めながら公共交通の運営と政策について提言を行うことを目的とする。分析手法としては定量的・定性的両面からアプローチすることとし、従来の尺度である運賃とサービス水準だけではなく、車両のバリアフリー化、停留所などの上屋設置さらには利用者への情報提供などといったサービスの質の面にも着目し、利用者の増加のための施策について検討する。 なお、本年度は長崎県下6市町、2事業者に調査を行った。