DSpace DSpace English
 

長崎県立大学学術リポジトリ >
学長裁量研究成果報告 >
H29 佐世保校 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10561/1470

タイトル: 納得感とは何か―主体的学びを後押しする心理学的概念を探る
著者名: 橋本, 優花里
著者名(別表記): Hashimoto, Yukari
発行日: 2018年3月31日
出版者: 長崎県立大学
雑誌名: 学長裁量研究成果報告書
巻: 平成29年度
号: 佐世保校
開始ページ: 83
終了ページ: 86
抄録:  納得感とは、様々な他者とのやり取りの中で、学習の場や自身の状況を適切に意味づけ納得していく過程を指し、主体的学びの原動力と考えられている。  一方、学びという行動を動機づける心理的な感覚の一つに、講義への満足感がある。本研究では、学生が納得感や満足感をどのように捉えているのかの言語データを収集し、テキストマイニングを用いて両者の記述に含まれる語の違いを明らかにすることを目的とした。  分析の結果、いずれにおいても学んだことを理解した時に得られる感覚であることが示された。しかしながら、満足感では「テスト」や「結果」などの語が頻出されたことから、自身のアウトプットが有効であった時に得られる感覚であることが示された。  一方、納得感では「分かる」などの語が頻出されたことから、学んだことを自身の中にインプットし、分かるという感覚を得た時に生じることが示唆された。
キーワード: 納得感
満足感
主体的学び
内容記述: カラー図版あり
URI: http://hdl.handle.net/10561/1470
出現コレクション:H29 佐世保校

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
H29佐15_hashimoto.pdf467.71 kBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

長崎県立大学附属図書館