DSpace DSpace English
 

長崎県立大学学術リポジトリ >
学長裁量研究成果報告 >
H30 シーボルト校 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10561/1629

タイトル: アルコール性肝障害発症時におけるビタミンA栄養状態の影響 とその機序に関する研究
タイトル(別表記): Effects of vitamin A nutritional status on alcohol-induced hepatic injury.
著者名: 駿河, 和仁
山口, 範晃
著者名(別表記): SURUGA, Kazuhito
YAMAGUCHI, Noriaki
発行日: 2019年4月12日
出版者: 長崎県立大学
雑誌名: 学長裁量研究成果報告書
巻: 平成30年度
号: シーボルト校
開始ページ: 1
終了ページ: 5
抄録: アルコール摂取による肝障害は、脂肪肝の発症とともに肝臓のビタミンA貯蔵量が著しく低下する。ビタミンAは肝臓の脂質の異化亢進や同化抑制することが報告されていることから、アルコール摂取による肝臓の脂質蓄積やそれ以降の肝障害進展に対し、ビタミンA栄養状態の違いが影響するものと仮説を立てた。本研究結果からは、長期のアルコール摂取によるラット肝臓のトリグリセリド蓄積量や肝機能障害指標の増大に対し、ビタミンAやβ-カロテンの栄養状態の違いよる明確な影響は見られなかった。今後はさらに酸化ストレスや炎症マーカーの解析および肝障害の関連遺伝子の解析を行い、それらの解析結果から、アルコール性肝障害時に変動する因子の中にビタミンA栄養状態の違いによる差を示すものがあるかをさらに検討していく。
キーワード: アルコール
ビタミンA
肝障害
脂質代謝
内容記述: カラー図版あり
URI: http://hdl.handle.net/10561/1629
出現コレクション:H30 シーボルト校

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
H30シ suruga.pdf506.72 kBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

長崎県立大学附属図書館