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http://hdl.handle.net/10561/1636
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タイトル: | 健康長寿の秘訣を長期縦断研究から探る -坂の町に住むメリットの提案を目指して- |
タイトル(別表記): | Healthy longevity and geographical environment -The Nagasaki Siebold Cohort study- |
著者名: | 飛奈, 卓郎 石見, 百江 永山, 千尋 冨永, 美穂子 立松, 麻衣子 |
著者名(別表記): | TOBINA, Takuro IWAMI, Momoe NAGAYAMA Chihiro, Chihiro TOMINAGA, Mihoko TATEMATSU, Maiko |
発行日: | 2019年4月6日 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 学長裁量研究成果報告書 |
巻: | 平成30年度 |
号: | シーボルト校 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 2 |
抄録: | 本研究は大学周辺の住民を対象に、日常の身体活動量や食習慣、身体組成や体力レベルを継続して測定し健康寿命の延伸に寄与する要因を探索することを目的として計画された。本年度は特に、食事による間質液中グルコース値の変化(血糖値と類似の動きをする)と体力、身体活動、身体組成の関係について報告をする。
対象者は長崎県内に在住の成人32名で糖尿病の薬を飲んでいる者は対象から除外した。測定項目は、体重、体脂肪量、体脂肪率、除脂肪量、除脂肪率、骨格筋量、有酸素性作業能力の指標である乳酸閾値と、1日当たりの平均歩数である。また連続グルコース測定の結果から平均グルコース値、初期値、最大値、変化量、変化率、食事から最大値までの時間、変化速度、スキャン回数を評価した。
測定期間中の平均グルコース値と初期値は年齢とBMIで正の相関が認められた。上昇速度はBMIと体脂肪量で負の相関が認められた。ピークタイムは体重、BMI、体脂肪量、体脂肪率、除脂肪量で正の相関が認められ、除脂肪率は負の相関が認められた。本研究の対象者の有酸素性作業能力は同世代の平均値と比べても高く、また日常身体活動量も多かった。食後の血糖値はどれくらい上昇するのかが重視されがちだが、ピーク値までにどのくらい時間がかかるのかもみるべきポイントとなるかもしれない。日常生活でリアルタイムにグルコース値の変動を見ることは、生活習慣を改善に役立つと考える。 |
キーワード: | 体力 血糖変動 日常身体活動量 心拍変動 |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/1636 |
出現コレクション: | H30 シーボルト校
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