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タイトル: 「産後の復職支援」の概念分析
著者名: 竹口, 和江
新田, 祥子
著者名(別表記): TAKEGUCHI, Kazue
NITTA, Sachiko
発行日: 2019年3月31日
出版者: 長崎県立大学
雑誌名: 学長裁量研究成果報告書
巻: 平成30年度
号: シーボルト校
開始ページ: 1
終了ページ: 4
抄録: 産後の復職は、就労女性の育児困難感の軽減によりもたらされると考え、「就労女性の育児困難感」に焦点を当て、概念分析を行った。本研究の目的は、「就労女性の育児困難感」の概念分析を行い定義することである。データベースは、医中誌Web、CiNi、Google Scolarを用い、検索用語を「就労女性」「育児困難感」とし、ハンドサーチによる2件とテキスト1件を含めた22文献を分析対象とし、Rodgersの概念分析の方法を参考に質的に分析した。結果、属性として【母親の育児が阻害された状態】【両立の環境調整が阻害された状態】【社会からの孤立感】、先行要件として【家庭環境の要因】【ソーシャルサポートの不十分さ】【両立に向けた母親の意識変容】、帰結として【養育の質の低下】【仕事の継続意欲の低下】のカテゴリが抽出された。母親の就労継続には職場環境を整えるだけでなく、本人が希望する配置や就労している母親どうしのネットワーク構築への支援が必要であることが示唆された。
キーワード: 就労女性
育児困難感
離職
内容記述: カラー図版あり
URI: http://hdl.handle.net/10561/1647
出現コレクション:H30 シーボルト校

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