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タイトル: 量子情報処理の発展に向けたマルチユーザー量子暗号の安全性の検討
タイトル(別表記): On multi-user quantum cryptography for development of quantum information
著者名: 吉田, 雅一
著者名(別表記): YOSHIDA, Masakazu
発行日: 2020年4月1日
出版者: 長崎県立大学
雑誌名: 学長裁量研究成果報告書
巻: 平成31年度
号: シーボルト校
開始ページ: 1
終了ページ: 3
抄録: 量子暗号は,量子コンピュータや量子通信などを用いた量子情報処理を支える次世代の暗号技術である.本研究では,マルチユーザー量子暗号の安全性について検討する.従来提案されている量子暗号は,送信者と受信者間で用いるものが多い.一方で,本研究では,送信者と複数の受信者間で用いるマルチユーザー量子暗号を研究対象とする.また,量子暗号の安全性に関しては,符号理論の知見をもとに盗聴者への情報漏洩の可能性を検討することが多い.一方で,本研究では,盗聴者と送信者の間に成り立つ物理原理を導くことで検討を行う.その結果,情報漏洩が起こりえないことへ,物理現象としての直感的な理解を与える.
キーワード: Quantum information
quanutm cryptography
multi-user cryptography
URI: http://hdl.handle.net/10561/1697
出現コレクション:H31 シーボルト校

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