長崎県立大学学術リポジトリ >
学長裁量研究成果報告 >
R4 シーボルト校 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/10561/1993
|
タイトル: | 高校長距離陸上選手の健全な食生活と発育発達を支える教育支援について |
著者名: | 植村, 百江 飛奈, 卓郎 |
著者名(別表記): | UEMURA, Momoe TOBINA, Takuro |
発行日: | 2023年3月31日 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 学長裁量研究成果報告書 |
巻: | 令和4年度 |
号: | シーボルト校 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 2 |
抄録: | スポーツ選手の競技力の向上のためには日々のトレーニングに加え食事による身体作りや心理面でのサポートが重要である.スポーツ選手は栄養不良状態がパフォーマンスの低下に直結するため,エネルギー出納バランスを保つことは非常に重要である.そこで,高校長距離陸上選手の現在のエネルギー出納バランスと栄養摂取状況と骨密度,アンケートを実施し,食と身体に関するの支援を検討した.本研究の対象者では,痩身傾向にあった.骨強度に関しては長距離陸上選手の特徴として,物理的に踵骨に負荷がかかることから,強度が高い傾向が確認された.エネルギー摂取量の充足率は70~80%だった.そのうち炭水化物摂取量の充足率は男女ともに55%程度だった.カルシウム摂取量と鉄摂取量は女子が多く摂っていた.高校生陸上長距離選手においてRED-Sが慢性的に起こっていることが示唆され,エネルギー摂取量を増加させることが栄養指導上の課題として挙げられた.選手の特性を理解したうえで,引き続き,体調面を考慮しながら,食品の選択方法などを指導するべきと考えた. |
キーワード: | 長距離陸上選手 RED-S 3主徴 |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/1993 |
出現コレクション: | R4 シーボルト校
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|