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Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10561/1818

Title: 硬骨魚類における体節以外の周期的構造 ―体節性だけでは脊椎動物のボディープランを説明できない―
Other Titles: Repeating structures other than somites in teleosts. ― Somites alone do not explain the vertebrate body plan ―
Author: 大澤, 得二
田口, 奈美
Author's alias: OSAWA, Tokuji
TAGUCHI, Nami
Issue Date: Mar-2022
Publisher: 長崎県立大学
Shimei: 長崎県立大学看護栄養学部紀要
Volume: 20
Start page: 139
End page: 147
ISSN: 18841759
Abstract: ヒトを含む脊椎動物のボディープランは体節性的に説明されるが、体節性では説明がつかない部位も存 在する。本研究では2 種の硬骨魚類(マイワシ、メダカ)を用いて体節以外の周期性構造を観察し、解剖 学的に考察した。硬骨魚類における椎骨の棘突起―担鰭骨―鰭条は1 対1 対1 に対応していなかったが、 これらの構造物は体幹の正中部の結合組織中に存在するため、体節と同じ周期性を示さないとしても体節 的な体幹の筋への影響はないものと考えられた。節足動物では体節だけが唯一の周期的構造であるが、脊 椎動物においては椎骨系の体節以外に、正中鰭とそれを支える担鰭骨、腹肋骨、鰓弓など、異なる周期性 を示す構造があり、脊椎動物のボディープランは複数の周期性構造よりなっているという事ができる。 キーワード: 硬骨魚類, 体節, 棘突起, 担鰭骨, 鰭条
Description: カラー図版あり
URI: http://hdl.handle.net/10561/1818
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