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http://hdl.handle.net/10561/1938
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タイトル: | 若年者における体組成項目と下肢筋力の経年的評価および生活習慣との関連 |
著者名: | 花村, 衣咲 |
著者名(別表記): | HANAMURA, Isaki |
発行日: | 2022年8月19日 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 学長裁量研究成果報告書 |
巻: | 令和3年度 |
号: | シーボルト校 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 4 |
抄録: | 目的: 隠れ肥満(NWO)は、BMIは正常(18.5〜25.0 kg/m2)であるが体脂肪が高い(≥30%)状態と定義されている。先行研究では、NWOが非感染性疾患のリスクファクターであることが確認されている。さらに、NOWでは体脂肪の増加に伴い、骨格筋への異所性脂肪蓄積を招く。このような、収縮成分の低密度化は、筋力低下を引き起こす。しかし、NOWと身体機能の関連は不明である。本研究では、身体機能に対するNWOの関連を調査した。方法: 女子学生33名(20±1歳)を対象とした。生活習慣調査、身体活動量 (IPAQ)、食事調査 (BDHQ)、体組成 (BIA法)、筋厚および皮下脂肪厚 (US)、身体機能 (握力, 椅子立ち上がりテスト, CS-30, 階段歩行テスト)を実施した。結果:NWOの該当者は11名 (33%)であった。NWOではnon-NOWと比較して、BMI (19.7±1.2kg/m2 vs 22.2±1.2 kg/m2; p<0.001)、大腿四頭筋部皮下脂肪厚 (11.2±3.0 mm vs 14.8±2.5 mm; p=0.002)、筋肉量 (34.2±2.1 kg vs 36.0±2.7 kg; p=0.040)、体幹部筋肉量(18.1±0.9 kg vs 19.3±1.1 kg; p=0.001)とBMIや脂肪厚に加え筋肉量も高値であった。上下肢筋量、四肢骨格筋量指数、大腿四頭筋部筋厚で両群間に有意差はなかった。さらに、身体活動量、握力、椅子立ち上がりテスト、CS-30、階段歩行テストにも有意な差はなかった。結語:NWOとnon-NWOで下肢筋力や身体機能に差はなかった。NWOは体脂肪率や皮下脂肪厚だけでなく、骨格筋量も高値でありNWOと下肢筋力では強い関連を示さなかった可能性がある。 |
キーワード: | 若年女性 下肢筋力 体組成 |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/1938 |
出現コレクション: | R3 シーボルト校
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