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Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10561/2027

Title: 相談支援専門員による精神障害のある親と同居する子どもに対する多機関との連携支援
Other Titles: Support provided by consultation support specialists in collaboration with multiple organizations for children living with parents with mental disabilities
Author: 堂下, 陽子
Author's alias: DOSHITA, Yoko
Issue Date: Mar-2024
Publisher: 長崎県立大学
Shimei: 長崎県立大学看護栄養学部紀要
Volume: 22
Start page: 51
End page: 61
ISSN: 1884-1759
Abstract: 本研究は相談支援専門員による精神障害のある親と同居する子どもに対する多機関との連携支援,連携支援の促進要因,ならびに阻害要因を明らかにすることを目的とした.2022 年3 月に郵送による自己記入式質問紙を用いた調査を実施し質的記述的に分析を行った. 調査の結果,多機関との連携支援は【情報共有による支援方法の検討】【親子の生活支援】【子どもの保育,登校支援】【子どもの健やかな心と身体の発達支援】【親の精神的安定に向けた支援】の5 カテゴリが形成された.連携支援の促進要因は【課題の共有と役割の明確化】【日頃からの関係作り】【親子との信頼関係作り】,阻害要因は【親子との信頼関係が築けない】【関係機関の役割の不明確さや認識のズレ】【多重課題や制度の壁の存在】であった. 結果から相談支援専門員は,情報発信や情報共有を通して多機関との連携支援や地域資源の活用を行っていた.就学期にある子どもへの支援は学校との連携が重要であるが,連携する上での課題もあり,日頃から管理者や養護教諭も含めて学校との連携体制を構築する必要がある.また多機関との連携支援には親子との信頼関係の構築と背景を考慮した支援が重要と考えられた.
Keywords: 相談支援専門員
精神障害のある親と同居する子ども
多機関との連携支援
連携支援の促進要因
連携支援の阻害要因
URI: http://hdl.handle.net/10561/2027
Appears in Collections:第22巻

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