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タイトル: 小腸のビタミンA吸収・代謝の調節機構に関する研究 ~ニワトリヒナ十二指腸とヒト小腸用細胞株Caco-2 BBe細胞を用いた場合
タイトル(別表記): The study of vitamin A absorption and metabolism in chick duodenum and human intestinal Caco-2 BBe cells
著者名: 山口, 範晃
高瀬, 幸子
駿河, 和仁
著者名(別表記): YAMAGUCHI, Noriaki
TAKASE, Sachiko
SURUGA, Kazuhito
発行日: 2009年3月
出版者: 長崎県立大学看護栄養学部
雑誌名: 県立長崎シーボルト大学看護栄養学部紀要
ISSN: 1346-6380
抄録: ビタミンAは様々な生理作用を有し、小腸内のビタミンA吸収・代謝に関わる各種の酵素やタンパク質についての重要性が報告されてきたが、これらの発現がどのような機序で調節されているかは十分に解明されていない。これまでに著者らは、ニワトリヒナ十二指腸及びヒト小腸上皮吸収細胞様細胞株Caco-2 BBe細胞を用い、小腸のビタミンA及びβカロテン吸収・代謝の中心的な役割を演ずるβカロテン中央開裂酵素(β-carotene 15,15'-monooxygenase:BCMO1)の生理的役割とその発現調節メカニズムについて追及した。その結果、ニワトリヒナの十二指腸の孵化後数日において、レチナールからレチノイン酸を生成する酵素retinal dehydorogenase type 1(RALDH 1)とBCMO 1遺伝子発現が共に増大した。また、ニワトリ十二指腸やCaco-2 BBe細胞において、各種ホルモンによりBCMO 1 発現が亢進した。これらの研究成果は、小腸内のビタミンAの生体内利用効率や恒常性の調節機構について新たな基礎的知見を提示できると考えている。
キーワード: ビタミンA、BCMO1、ニワトリ十二指腸、Caco-2 BBe細胞
URI: http://hdl.handle.net/10561/406
出現コレクション:第9巻

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