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Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10561/1983

Title: 高血糖が血管内皮細胞および肝細胞に及ぼす影響に関する基礎研究
Author: 岡本, 恭子
Author's alias: OKAMOTO, Kyoko
Issue Date: 31-Mar-2023
Publisher: 長崎県立大学
Shimei: 学長裁量研究成果報告書
Volume: 令和4年度
Issue: シーボルト校
Start page: 1
End page: 3
Abstract: これまでの研究から代謝産物を網羅的に解析するメタボローム解析の技術を用いて、2型糖尿病患者の血清を分析し、糖尿病の指標の一つであるHbA1c値が高値を示すほど、糖代謝(解糖系)の中間代謝産物のひとつが糖尿病患者の血清中で高値を示すことを見出している。しかし、構造上、細胞外には分泌されないと考えられ、患者血清(細胞外)に見いだされたのはエクソソームによって分泌された可能性を検討することとした。生体を用いた研究より簡易に検証するため、ヒト血管内皮細胞にてRNA干渉法でインスリン受容体の発現抑制をすることで2型糖尿病の疑似モデルとしようと試みたが、細胞の生存に影響が生じたため、まずはエクソソームに患者血清と同じ代謝産物が見出されるかをメタボローム解析により検証した。結果、当該代謝産物が見出されたため、今後は再現性の確認や糖濃度の異なる条件下でのエクソソームに含まれる代謝産物の変化などを検討する必要があると思われる。
Keywords: 2型糖尿病
メタボローム解析
エクソソーム
URI: http://hdl.handle.net/10561/1983
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