長崎県立大学学術リポジトリ >
学長裁量研究成果報告 >
R6 シーボルト校 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/10561/2149
|
タイトル: | アオモジ葉のメタボリックシンドローム改善作用についての検討 |
著者名: | 古場, 一哲 城内, 文吾 松澤, 哲宏 川邊田, 晃司 |
著者名(別表記): | KOBA, Kazunori SHIROUCHI, Bungo MATSUZAWA, Tetsuhiro KAWABETA, Koji |
発行日: | 2025年3月31日月曜日 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 学長裁量研究成果報告書 |
巻: | 令和6年度 |
号: | シーボルト校 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 4 |
抄録: | 令和3年度に実施した摂食実験において、アオモジ葉粉末を2%添加した食餌をラットに与えたところ、終末糖化産物であるペントシジンの血漿濃度が低下し、抗糖化作用が示唆された。また、血漿IL-6濃度の低下傾向も観察され、抗炎症作用の可能性が指摘された。今年度は、アオモジ葉の作用をより明確にするため、添加量の違いによる効果を検討した。AIN-93G組成に準拠した30%スクロース食を対照とし、その一部(1%、2%および4%)をアオモジ葉乾燥粉末で置き換えた食餌を調製し、5週齢のSD系雄ラットに6週間自由摂食させた。その結果、血漿コレステロール濃度はアオモジ葉の摂取量の増加とともに低下傾向を示したものの、統計的な有意性は認められず、血漿ペントシジン濃度およびIL-6濃度への明確な影響も確認されなかった。先行研究との結果の不一致の原因は現時点では必ずしも明確でないが、試験試料に含まれる関与成分の状態や安定性が影響している可能性も考えられ、今後、関与成分の同定と定量を行い、その影響を検討する必要がある。 |
キーワード: | アオモジ葉 抗糖化 ラット |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/2149 |
出現コレクション: | R6 シーボルト校
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|