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http://hdl.handle.net/10561/2152
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タイトル: | 長崎県の子ども食堂における食文化教育の実践と評価 |
タイトル(別表記): | Practice and Evaluation of Nutrition Education at “Kodomo Shokudo” in Nagasaki Prefecture |
著者名: | 植村, 百江 島田, 美穂里 |
著者名(別表記): | UEMURA, Momoe SHIMADA, Mihori |
発行日: | 2025年3月31日月曜日 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 学長裁量研究成果報告書 |
巻: | 令和6年度 |
号: | シーボルト校 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 3 |
抄録: | 長崎県内の子ども食堂の立ち上げから現在までに、生じた課題と解決の取り組みを踏まえて、県民への情報提供、子ども食堂を運営する人たちの継続的な活動の検討材料を目的とした。調査した食堂では「食事や行事をとおして、孤食の子どもとその家族の子育て支援、子どもや独居の高齢者等の居場所づくり等、地域の多世代交流。食事と食事後の居場所を提供。」を目的として運営していた。食文化教育では島原市に伝わる「かんざらし」の学習をした。名称や伝承地域は62%の子どもが知っていたが、「大寒」や「白玉粉」など季節や材料については知っている子どもが少なく、実際の体験学習の重要性を感じ、興味を持って参加してコミュニケーションの場になっていた。子ども食堂の継続性を確保するうえでは「顔を合わせてコミュニケーションをとり、効果を共有することで一緒に地域づくりを行う」ことで一体感が生まれ、協力的な支援と食堂スタッフのモチベーション維持につながる可能性が示唆された。 |
キーワード: | 子ども食堂 食教育 食文化 |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/2152 |
出現コレクション: | R6 シーボルト校
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