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http://hdl.handle.net/10561/2153
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タイトル: | フードデザートの形成前後の地域住民の食品摂取及び健康状態の変化 |
タイトル(別表記): | Changes in food intake and health status of local residents before and after the formation of food deserts |
著者名: | 竹内, 昌平 |
著者名(別表記): | TAKEUCHI, Shouhei |
発行日: | 2025年3月28日金曜日 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 学長裁量研究成果報告書 |
巻: | 令和6年度 |
号: | シーボルト校 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 2 |
抄録: | フードデザート(FDs)が生じた地域において、食料品の買物に不便や不満を感じる高齢者は、食生活の問題を有しやすい事が指摘されている。令和6年2月末に地区内唯一のスーパーマーケットが閉店し、FDsの発生が推察されるN市K地区の全成人を対象とし、地域住民の食品摂取や健康状態におよぼす影響、買物環境変化の影響を受けやすい者のもつ特徴について検討した。その結果、一部の住民の食品摂取多様性の減少や主観的健康感の低下につながる可能性が示唆された。特に運転免許を有していない者で食品摂取多様性が損なわれており、買物頻度の減少や趣味がないこと、自治会活動に参加していないことが主観的健康感の低下につながっていた。地域ごとに異なる問題を抱え、画一的な対策の難しいFDs問題に対し、今後の買物支援に関する行政の介入のあり方として、自治会の持つ地域ネットワークの活用が適切なアプローチ一つとなる可能性が示唆された。 |
キーワード: | 買い物難民 食生活 主観的健康感 |
内容記述: | カラー図版あり |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/2153 |
出現コレクション: | R6 シーボルト校
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